退職願を作成後、だれに退職願を出せばいいのか?
よくドラマなんかで退職願や退職届、辞表を提出したら、直後に破り捨てられるような場面があったのを覚えています。
私もそうなるのかと、、、内心思いながら意を決しての退職願の提出でした。
その一部始終や退職願の提出に関する疑問事項をまとめてみました。
退職願を先日提出しました
先日退職願を会社に提出しました。
退職願の書き方はこちらで紹介しました。
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↑の記事では退職願の書き方について紹介しましたが、では実際に退職願を提出する時の雰囲気を紹介していきますね。
なかなかこれを経験する方って多くはないように思えますが、、、
実際に転職などで退職願を出したことのある方って何割くらいいるんでしょうかね!?
私の周りでは、転職組は少数派ですので、退職願や退職届を提出したことある友人のほうが少ないですね。
これからはどうなるかわかりませんが、、、(笑)
退職願は直属の上司に提出?社長に提出?渡す相手は誰なの?
退職願の作成は完了しました。
じゃあ、実際にいざ提出ってなったときに、誰に退職願を提出すればいいのでしょうか?
もうこれは単純に、直属の上司の方に提出するのが一般的です。
この直属の上司というのが曖昧でわかりにくかもしれませんが、よほどの大企業でもない限りでは、課の課長さん宛に提出するのが一般的だと思います。
しかし、会社の組織形態はさまざまで、私のように直属の上司がいないという方もいらっしゃると思います。
退職願を社長に提出しました!
私には組織上で直属の上司にあたる上司がいませんでした。
(こういう会社も少なくないかと思いますが、、、)
組織図的には下のようになると思います。
社長
↓
専務
↓
私(主任)
↓
一般社員
課長という役職のある部署もありますが、私の所属部署では、課長職を専務が兼任されていたかと思います。
この場合は、直属の上司というと専務に当たるのだと思いますが、私の会社では、人事の件に関しては社長がメインで業務を行っておられますので、今回の退職願も社長に提出することにしました。
多くの会社では、下記のうような組織図になるかと思います。
社長
↓
専務
↓
部長
↓
課長
↓
係長
↓
主任
↓
一般社員
このような組織図の会社であっても、直属の上司というのは一般的に課長以上となるかと思いますが、その会社会社によって捉え方が変わってくるかと思います。
ですので、誰に提出するか迷った場合には、まずはご自身の直属の上司に退職願を提出すれば間違いはないと思います。
ということで、退職願を社長に直接提出しました!
が!!!
すんなり、「はい、わかりました。」
と行くわけはありません。。。
退職願提出時には理由を口頭で説明しなければならない
退職願を提出する際には、おそらくほとんどの場合に理由を聞かれることでしょう。
私の場合も例外ではありませんでした。
退職願を提出しながら、、、
私 「この通りで、退職を希望致します」
社長 「え!?」
私 「はい。」
社長 「なんでか理由を聞いてもいいか?」
私 「はい」
私 「今の会社がとりわけ嫌いというわけではなく、会社の誰かが嫌というわけでもなく、ただ自分の仕事の将来性や会社やこの業種(製造業)の先行きを考えたときに、難しいのかなと思いました」
社長 「そうか、他にやりたいことがあるのか? それとも次が決まっているのか?」
私 「はい、以前から個人的に輸出業を副業でやっていましたので、本腰を入れて取り組みたいと思っています」
社長「貿易かー」
私 「はい」
社長 「わかった。とりあえずこれ(退職願)を破りたい気持ちはあるが、お前がこれを出してきたということは、それ相応に考えたのだろうから、とりあえずは預かっておく」
・・・
少しの沈黙がありました。。。。
社長 「これ(退職願)に書かれた日付にはまだ時間があるから、もう一度考え直してくれ」
私 「・・・」
またまた沈黙がありました。
私 「自分なりにかなり考えてこの結論にいたったので、受理してください」
社長 「さっきも言ったけど、お前がこれ(退職願)を出してくるんだからよほど考えたんだろう。ただ、会社にお前が必要だから考え直してほしい」
社長 「たのむ。まだ少し先だろ!?」
私 「わかりました」
社長 「じゃあ、これ(退職願)は預かっておくから、もう一度考えなおしてくれ」
私 「・・・・・は・・・い・・・・・」
っていうようなやり取りで、すんなり受理されることもなく、私の退職願は、社長お預かりになりました。
というように、退職願を提出する際には、それ相応の口頭での理由を述べる必要があります。
まあ、お世話になっている会社ですので、当たり前といえば当たり前のことだと思いますが、、、
退職願を提出したことを直属の上司に報告
先程も述べた通り、私の務める会社では、というより私の所属している部署では、直属の上司は会社の専務が兼任されていますので、社長に退職願を提出したことを報告しました。

本来であれば、直属の上司である専務に退職願を提出するべきかと思いましたが、私の会社では複雑な事情?もあり、直接社長に退職願を提出しました。
直属の上司である専務に退職願を提出した旨を報告した時の一部始終です。
私 「お時間取らせてすみません」
専務 「いや大丈夫だよ。どうした?」
私 「先ほど社長の方に、退職願を提出しました」
専務 「は?????」
私 「はい。」
専務 「お前おれはそんなの認めねーぞ!」
私 「はい、すみません。 以前からずっと考えていました」
専務 「やりたいことでもあるのか? 会社嫌なのか?」
私 「とりわけ会社が嫌だっていうわけではないんですが、今の仕事の業種を考えると先行きがどうなのかなって思いますし、以前から副業で輸出業の方をやっているのですが、そちらに専念しようかと思っています」
専務 「そうか。でも今お前に抜けられると会社として困る」
私 「そう言っていただけると嬉しいですが、自分なりにもよく考えての決断ですので、尊重していただきたいです」
専務 「・・・」
私 「・・・」
専務 「社長はなんとおっしゃっていた?」
私 「専務同様のことをおっしゃっていまて、とりあえず退職願は預かっておくと言われました」
専務 「じゃあ、もう一回考えろよ」
専務 「社長には退職願を破っておいてもらうように伝えておくぞ」
私 「・・・」
専務 「とにかくもう一回考えろよ」
私 「・・は・・い・・」
とこんな感じの報告になりました。
想定はしていましたが、、、
保留
ということですね(汗)
おそらくほとんどの方が退職願を提出したときには上司の方から慰留を懇願されると思います。
これは受け止め方にもよりますが、嬉しいものです。
ですので、こうなることを予め想定して退職願を提出すべきですね。
退職願は直接渡すべきか?
これは、もちろん直接上司に渡すべきです。
大きな会社で人事部のあるような会社でも、やはり同様に直接直属の上司に当たる方へ渡すべきです。
今までお世話になってきた会社です。しっかりと誠実に退職へと進めていきましょう。
退職願を渡すとき、、、
私の事例のように、退職願や退職届、辞表を提出する際には、ほとんどの方が慰留をお願いされると思います。
次の職が決まっている方も、そうでない方も、自身の退職希望日に円満に退職できるように退職希望日の3ヶ月前くらいからは徐々に準備をし始めるべきですね。
放置プレーもありえますので、、、
私の退職願提出はいったん保留扱いになりましたが、とりあえず破られることはありませんでした(笑)
その後の進展については、おいおい記事をアップしていきますので、お待ち下さいね。
世の中はいつもバラ色じゃない。それなりに厳しく辛い事も待っている。気を抜いていたらどん底まで落ち込んで二度と這い上がれなくなる。それが人生だ。人生はどんなパンチよりも重くお前を打ちのめす。だが、どんなにきついパンチだろうと、どれだけこっぴどくぶちのめされようと休まず前に進み続けろ。ひたすら苦痛に耐え前に進むんだ。
映画『ロッキー・ザ・ファイナル』より
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