eBay輸出をはじめて間もないころは、期待も不安も多いと思います。
私もだいぶ前のことで忘れてしまいがちですが、その頃の苦悩や苦労は今でも忘れないようにしています。
長年eBay輸出を行ってきましたが、やはりそのころが一番大変だったように思います。
今でこそ、eBay輸出に関する書籍や教材、セミナーなんかもたくさんあります。
しかし、私がeBay輸出を始めた9年前には全くと言っていいほど、そういったものはありませんでした。
実際にやってみて、それがだめで、だめなところを修正しながら覚えていく、、
そんな感じの毎日でした。
そんなのは昔のことで、今やeBay輸出に関する書籍や教材、セミナーと言うものが非常に充実しています。私の近所の小さな本屋ですら、eBay輸出に関する書籍が陳列されています。
あなたもご覧になったことや実際に購入されたのではないでしょうか!?
どうでしょう?
本を読んで稼げましたか?
実際に稼げるようになった方もいらっしゃると思いますが、多くの方は変化なしではないでしょうか???
eBay輸出に関する書籍を読んでも、あなたが稼げるようにならなかった理由と、その解決策をこの記事では紹介していきます。
eBay輸出入門の本だけでは稼げるようにならない
上でも述べましたが、本を読んで稼げるようになった方は、多くないと思います。
なぜなら、それらの本には登録関係などの事務的な内容ばかりで、実際の実務については濁して記載してあるからです。
もちろん、詳細を記載している本もあります。
しかし、それらの多くは、やはり事務的内容に重きを置いて書かれているもだったはずです。
いかがでしたか?
もし、そのような本をお持ちの方は、eBayとPayPalの登録について、その本のページと私の記事とを比較してみて下さい。
似たようなことが記載されていませんでしたか? しかし、私の記事の説明内容のほうが最新の情報のはずです。
多くのeBay輸出の解説書には、多少リサーチや商品選定の記載ももちろんあります。ですが、アカウントの登録についての記載同様に、情報が新しくありません。
新しくないというか、、、
情報が古い
毒をはいて、すみません。
しかし、これは事実であると同時に仕方がないことでもあります。
と言いうのも、書籍や教材が発行された当初は最新の情報だったのだと思います。ですが、ときは刻一刻と過ぎていくものです。
eBayでのトレンド、世界の市場のトレンドもまた刻一刻と変化していきます。
先週売れた物が今週も売れるとは限りません。まして、数年前に売れたものが今も売れ続けている保証はどこにもありません。ですので、本や教材などでそれらを網羅することは不可能です。
実際にeBayでの販売実績を分析し、そこから掘り下げていくようにしていかないといつまでたっても稼げるようにはなりません。
eBay輸出に限らず、どの転売ビジネスでも、過去の販売実績を分析し、そこからの派生を考えて実行する。
そして、実行したことについて、それが思うような結果を得たのか? そうでないのか?
そうでないのなら、何が原因で想定通りに行かなかったのか?
思うようにいったなら、更に良くするためにはさらに何が必要なのか?
それらを「考えていく力」が必要不可欠になってきます。
その力が備わっていないと、本に書いてあるおすすめの商品を出品したり、教材に掲載されている商品を出品するだけになってしまいます。本や教材の商品を出品し尽してしまった後は何もできない。。。
そうなってしまいませんか?
eBay輸出のブログは輸入のブログよりも情報量が少ない
私はこのブログを始めるとすぐ にほんブログ村に参加しました。
このランキングに参加されているみなさんのブログを拝見させていただきました。こちらのランキングの上位の方の多くが、輸入に関するブログやAmazon輸出に関するブログでした。
特に多く感じたのが、Amazonをからめた輸出入のブログですね。内容も、やはりeBay輸出の方が書かれているブログよりも、情報量が多いなーって感じました。
それに比べ、eBay輸出のブログの方は、そもそも人数も少なく、情報量も充実しているとは言い難いです。
執筆時、こちらのランキング上位50名の内、eBay輸出のブログは5名前後しかいませんでした。
eBay輸出は、なんであまり人気がないんだろう? って思いました。
英語の壁が参入障壁になっているのか、、、
eBayのプラットホームが使いにくいからなのか、、、
んーーーー
なぜなのかはわかりません。
同じ輸出でもAmazon輸出に比べると、圧倒的にやっている方が少ないように感じます。
そんなeBay輸出ですので、情報を得ようと思っても、的の得ている答えが見つからないっていうこと多くないですか? でも、それって裏を返せば、『競合が他のビジネスに比べると少ないってことになりませんか?』
ただ、eBay輸出ではこの情報量の少ない中で、たくさんの問題を解決していくしかありません。
「とにかく考えて、実行して試してみる」
これが本当に大切です。それが嫌な方は、競合のたくさんいる輸入業や、Amazon輸出などを頑張ったほうがいいと思います。
eBay輸出初心者はまず最初に評価をためるべき
eBay輸出を始めて間もなくの方は、またはeBay輸出を始めようとしている方は、eBay輸出に関する書籍を導入されている方が非常に多いと思います。
しかし、前の項でも説明した通り、本を読んでそれを実践しているだけでは、いつになっても稼げるようにはなりません。
eBayでは、ヤフオクのように、「評価システム」が導入されています。
こんな感じのです。
ここにある 43896 という数字が評価数です。
これは、取引が完了した際に、購入者が問題ない取引だったと思えば「ポジティブ・フィードバック(良い評価)」をくれます。そのポジティブ・フィードバック(良い評価)の積み重ねが、この 43896 という数字です。
つまり、この数字が信用度と同等の意味があります。
例えば、
あなたが商品を購入する際に、同じ商品を2つのショップが販売しているとします。
① 老舗と評価されている店舗
② 先週オープンしたばかりの店舗
もう一度言います。 同一商品です。
あなたなら、どちらの店舗からその商品を購入しますか?
おそらくと言うか、あなたは、②の老舗の店舗でその商品を買われるのではないでしょうか!?
この現象が、オークションサイトでも起こっています。
eBayでの評価が多い先駆者が本を書いて、売れる商品を紹介しています。それを初心者がモデリングして同じ商品を出品します。
評価数 43896 の販売者(本の著者)
評価数 2 の販売者(本の購入者)
同じ商品です。
どちらが売れるかは、説明するまでもありませんね!?
本を買って、本の書いてある通りにやっても稼げない理由がここにあります。
なので、初心者の方、これから稼ぎたいと思っている方は、まず評価を貯めましょう。その貯めた評価は、後々すごい効果を発揮します。
私のコンサル生はつい数週間前にeBay輸出を始めました。私の教えを忠実に守ってやっているので、すでに利益を得ています。そして、評価も少しずつたまっています。
私の9年間培ってきたノウハウをすべて伝授していきます。当面彼の目標は、月10万をコンスタントに稼ぐことです。これからが楽しみですね!
eBay輸出初心者のうちは無在庫販売をやるべきではない
さきほど、評価の大切さについては紹介しました。
しかし、その評価というやつは黙って待っていてももらえるわけでも、たまるわけでもありません。とにかく取引数を増やさなければなりません。
そのためには、商品の回転率を上げなければいけなくなってきます。商品の回転率をあげるとはどういう事かというと、仕入れた商品を在庫として滞留させることなく、販売をするということです。
つまり、仕入れた商品をすぐに販売しなければいけないということです。
そうすると、どうでしょう?
無在庫販売は、とにかく出品数を増やして、露出度を上げ、購入を促します。しかし、出品枠の制限がある中で、評価数も少ない中で、どうやって競合と争っていきますか?
同じ商品、同じ価格です。
① 評価0
50アイテム
出品されているお店
② 評価40000
20000アイテム
出品されているお店
eBayの購入者はどちらから商品を購入する確率が高いですか?
おそらく、ほぼ9割くらいの人が②のお店から商品を購入します。
そうなるとどうでしょう?
①のお店では、せっかく商品を出品枠すべてを使って出品したのにもかかわらず、販売実績がうまれません。
販売実績がない = 評価が貯まらない
そうです。
いくら出品しても評価0(ゼロ)のままです。その一方、②のお店では、評価がたくさんあるので、購入者が信頼して、安心して、商品を購入することができます。
そうすると、②のお店はますます評価がたまっていきます。もちろん稼ぐことができます。
まずは、eBayにおける信用の指標である評価(フィードバック)をためることが先決です。そのためにも、まず無在庫販売は始めるべきではありません。
しかし、書籍や多くの方のブログでは、とにかく無在庫販売の説明しかしていません。次に紹介する有在庫の販売で基礎を固め、評価(フィードバック)数を増やし、その後に無在庫販売に取り掛かるべきです。
eBay輸出初心者にこそ有在庫販売をおすすめ
無在庫販売を初心者の方におすすめしない理由はわかっていただけたと思います。
そもそも無在庫販売では、出品枠が多く、すでに評価のたまっているセラーが圧倒的に有利です。後発組の初心者はとにかく、評価(フィードバック)を早急にためるべきです。
そこで有効になってくるのが、有在庫販売という手法です。数多くの書籍やブログでみなさんが紹介されているのは、無在庫販売です。
しかし、私は圧倒的に有在庫販売をおすすめします。
有在庫販売の理想的な流れ
商品を1月1日にヤフオクで仕入れたとします。
商品の到着は、1月3日か4日くらいになると思います。
商品が到着したらすぐeBayに出品する。3日に商品が到着した場合は4日に、4日に商品が到着した場合は5日に出品します。遅くても5日までには出品作業を完了します。
ここで問題になってくるのは、オークションスタイルで出品するか即決スタイル(Buy It Now)で出品するかです。
何回もお伝えしていますが、初心者のうちは評価を貯めることに重きをおいて取り組んでいただきたいので、オークションスタイルで出品することをおすすめします。
オークションスタイルなら、期日が決まっていますので、売れるということが前提で予定を立てることができます。
一方で、即決価格にしてしまうと、いつ売れるのか? ということがわかりませんし、もしかすると売れないで残ってしまう可能性もあります。
出品が1月5日でした。
5日間のオークションで出品すると、オークションの終了が1月10日になります。
3日以内に入金してもらうよう促し、1月13日に入金されたとします。
その後、発送の準備をし下記記事を参考にし、発送します。
1月13日に発送準備を終え、翌日の14日に国際郵便を発送します。
購入者がアメリカの方であれば、発送後5日でほぼ商品は届きます。
ですが、念の為、税関での渋滞を考慮し、6日と仮定します。
そうすると、商品の到着は1月20日になります。
ここまで来てはじめて、購入者からフィードバック(評価)をもらうことができます。もちろん、発送方法の記事で紹介した通りのやり方でやればです。
仕入れから評価をもらうまで最短でも20日間かかります。
しかし、これは有在庫販売だからこそできることです。
これが無在庫販売であれば、いつ売れるかもわかりませんので、いつ評価をもらえるかもわからなくなります。こうなってしまうと、後発組には圧倒的に不利になります。
つまり、稼ぐことは難しくなるということです。
ですので、
私はコンサル生には、最初に有在庫販売を推奨しています。
この仕入れから評価(フィードバック)をもらうまでの一連の流れを毎日繰り返すことによって、2ヶ月もすれば評価(フィードバック)は結構たまっていきます。
その後は、その評価数を活かし、無在庫販売に進むのもいいと思いますし、このまま有在庫の販売数や商品の単価を上げていく方法をとっていくのもよいでしょう。
この段階に来てはじめて、自分が理想としている販売手法を取り入れることができるようになります。
しかし、有在庫販売と言っても高額商品もありますし、0.99ドルで出品されているお茶やキットカットなどもあります。ここで私の言う有在庫販売の商品は、1000円~5000円くらいの商品です。
eBay輸出を始めた当初は、おそらく使える資金もあまり用意できない方がほとんどだと思います。その中で、仕入れをし販売をしていかなければいけません。
ですので、回転率が必要です。
また、最初のうちは、PayPalから21日間の資金の保留を受けてしまう方もいると思います。なので、ご自身の使える資金でより高効率な回転を意識して有在庫販売をすることをおすすめします。
おすすめというよりは、儲かるようになるためには必須だと思います。
eBay輸出をサラリーマンの副業で行うには仕入れが重要
さて、有在庫販売をするにあたり、商材をどこで仕入れるかが問題になってきます。私がコンサル生におすすめしているのが、ご自宅の不用品をオークション出品することです。
これのメリットとしては、仕入れのコストがかからないのと、家の中がいらないものの片付けができて整理できるところです。
まず、ご自宅で不用品を見つけて、「$0.99スタートで5日間のオークション出品」します。不用品があればあるだけこれを繰り返し行なって下さい。
不用品の価値に応じて、クーリエ発送、EMS、国際eパケット、国際eパケットライトを使い分けて下さい。
この経験が、後にあなたの『力』になります。
さて、数日間ご自宅の不用品を出品しつくして、不用品はもうないっていう状況になります。ここではじめて商品を仕入れるという行動になります。
無在庫販売をおすすめしないというところでも話題にしましたが、商材選びの際に、特別な仕入ルートがないと、eBay輸出の先駆者の方たちには勝てません。
特別な仕入れルートをお持ちでない方がほとんどだと思いますので、おすすめの商材をご紹介します。
eBay輸出ビジネスでは中古商品を扱うべき
まずこちらの記事をご覧ください。
では、実際にどのような商品なら先駆者相手でも渡り合えるのでしょうか?
それは、
中古商品
です。
中古商品であれば、1点ものですので、同じ商品でも状態は千差万別です。ということは、先駆者の方たちと全く同じ商品でも、商品のコンディションが違うため、同一商品であっても同一商品ではありません。
これを利用します。そうすることにより、不毛な価格競争を避けることができ、ジャイアントキリングの第一歩を踏み出すことができます。
eBay輸出で中古品を扱うメリット
前述しましたeBay輸出で中古品を扱うメリットとしては、全くの同一の商品が存在しません。ですので、自分よりも評価(フィードバック)数の多い方たちと勝負することができます。
これによって商品のコマーシャルがうまく行けば間違いなく商品は売れます。
また、日本では非常に中古市場に活気があります。ヤフオクをはじめ、楽天市場、メルカリ、ラクマ、モバオク、ハードオフやオフハウス、2nd street、などなど、、、仕入先がものすごく豊富に存在します。
しかも、日本での中古品の品質は海外のそれと比べても、ものすごくいいです。海外の方は日本の中古品を欲しがっている方が多数存在します。
また、日本では物流網もしっかりとしていて、今日注文したり購入すれば、早ければ翌日には商品が届くなんてこともあります。これは、少しでも早く評価を積むための大きなアドバンテージになりますよね。
しかもです。
ヤフオクやメルカリなどの使用経験がある方にはわかりやすいと思いますが、商品の品数が半端なくあります。こんなものまで売ってるだ!?っていう物も、時には売られているほどです。
中古品のメリット
- 状態が異なるため、同一商品がない
- 日本では中古商品が入手しやすい
- 日本の中古商品の品質はいい
- 物流網がいい
- 商品の種類が豊富
みなさんの性格や人となりも違うように、扱う商材の種類も人によって違ってきます。そこで商材の種類が豊富であればあるほど、競合との真っ向勝負をさけることができます。
ご自分の得意なジャンルや、好きなジャンルで勝負することが可能になります。
eBayは今でこそ即決価格出品が多くなりましたが、(Amazonの影響!?)以前は、オークションサイトというだけあって、オークションでの出品が多数でした。
中古品 + オークション
この仕組は非常に強いですし、効率が良いです。
eBay輸出で中古品を扱うデメリット
そんな一見万能そうな中古品ですが、やはりデメリットも存在します。
それは、商品のコンディションを英語で説明しなければいけないという点です。
やはり中古品ということで、購入者もコンディションについては細部まで知りたいはずです。しかし、英語の堪能な方や得意な方には特に問題はありませんが、そうではない方には少し敷居が高いようにも感じられますよね!?
でもです。
Google翻訳 を使えばなんとかなってしまうことがほとんどです。また、昨今、AIの翻訳技術も向上しており、この DeepL翻訳 もなかなかです。
日本人相手に日本語で伝えるのとは同じように行きませんが、それでもGoogle翻訳やDeepL翻訳での英語でも充分購入者には伝わります。
その他のデメリットとしては、商品の写真撮影が毎回毎回必要になってくるという事が挙げられます。
これも、コンディション説明同様に、中古品という性質上必要不可欠になってきます。どちらかと言うと、コンディション説明よりもこちらの写真撮影のほうが大切です。
ありのままの商品をいかに切れに見栄え良く撮すかが問われてきます。
中古品デメリット
- 英語での状態説明は難易度が高い
- 商品ごとに写真撮影が必要
しかし、これらのデメリットがあってもそれ以上に中古品の販売を行うメリットのほうが大きいです。実際に、デメリットの部分はご自身の努力や注意でトラブルを未然に防ぐことが可能だと思います。
では、実際にどのような商品を選んで仕入れるべきなのかを紹介します。
eBay輸出の有在庫販売の商品選びやリサーチのやり方
さて、ここからが本番です。
では、回転率のいい中古商品はどのように選択すればいいのか? これが気になりますよね!?
この商品選定のやり方を身につければ、有在庫販売でも無在庫販売でも対応できるようになります。
しかし、特別なツールや教材、本などは使用しません。
だいぶ記事が長くなってしまったので、以下ページで紹介します。なかなかの情報がつまっているので、読んだほうがいいと思います。
コメント
コメント一覧 (2件)
いやいや、評価なんて10あれば十分。騙されませんよ。コンサルに誘導しようたって、そうはいかないよ。
コンサル反対派様
わざわざのコメントありがとうございます。
コンサルについて賛否があるのは承知の上です。
しかし、はっきりとさせておきたいのは、評価数10では少ないということです。
コンサル反対派さんが評価数10で十分とお思いであればそれもよいかともいます。
また、コンサルご不要とお思いの方であれば、とりわけコンサルに応募しなければよいだけのことでは?
いずれにしましても、あなたのご活躍を願っております。