【要約】『読んだら忘れない読書術』樺沢紫苑著

せっかく本を読んだのに、全然記憶に残っていない。
読んでもすぐに内容を忘れてしまう。
すごく面白かったのに、時間が経つと内容が思い出せない。

誰もがこんな経験をしたはずです。
すごく面白かったのに、時間が経つと内容が思い出せない。

いつの時代も『文章』を読む技術、書く技術はとても重要です。
今の時代、個人がたくさん情報を発信する時代ですので、さらにそれがとても重要になってきます。

その技術は、文章をたくさん読んで、書かなければ身につきません。
著者の樺沢先生の言葉を引用すると、

『読んだつもりの読書は、ザルで水をすくうのと同じ』

こんなことをしていては、時間の無駄です。
本書では、読んだ本の内容を忘れず、自分の知識として定着させ、自己成長に結びつける方法が紹介されています。

目次

【読んだら忘れない読書術】著者の樺沢紫苑とは?

著者の樺沢紫苑先生は、現役の精神科医です。
1965年生まれで、札幌医科大学を卒業後、道内の8つの病院で勤務しました。

その後米国イリノイ大学に留学し、うつ病や自殺についての研究を行っていました。
そして帰国後は、都内に樺沢心理学研究所を設立しました。

樺沢先生は、精神科医として働きながらも、精力的にSNSで発信活動をされています。
そんな超多忙である樺沢先生ですが、毎月20冊から30冊の読書を30年以上欠かさずに行っています。
いわゆる、読書のプロ中のプロですね。

【読んだら忘れない読書術】アウトプットが最重要

読んだら忘れない読書術001

本書では、読んだ本の内容を忘れないために、『アウトプット』することの重要性について、多くのページを費やして紹介されています。

読んだ本の内容を『アウトプット』することによって、
脳が、「これは重要な情報だから記憶しておこう」
となり、記憶されます。

このときに、何度もその情報がアウトプットされることによって、脳はより重要な情報だと判断して、記憶の定着が強くなります。
アウトプットの目安としては、1週間以内に3回以上のアウトプットが望ましいとされています。

具体的なアウトプットの方法として、

 ・本を読みながらメモをとる、マーカーでラインを引く
 ・本の内容を人に話す
 ・本の感想や気付きや名言をSNSでシェアする
 ・本をブログやYouTubeでレビューする

このように、『アウトプット』することを前提として読書をすることによって、より一層ほんの内容を理解でき、記憶の定着にも繋がります。

【読んだら忘れない読書術】『ワクワク』が重要

読んだ本の内容を忘れずに記憶に定着させるためには、その本自体を好きであることが重要になります。
自己成長のためだから、仕事に役立つからといったような、「イヤイヤ」行う読書では、ドーパミンが出ず、読書すること自体がストレスになってしまい、せっかく本を読んでも記憶には残りません。

書店に行って、本を見て、ワクワクすることがあると思います。
その「ワクワク」がとても大切です。
本を読む理由は、「楽しいから」
それが本を読む理由として、必要十分です。

この本を読むと、先が気になって「ワクワク」する。
その感覚が、読んだ本の内容を忘れないためにとても重要です。

【読んだら忘れない読書術】『スキマ時間』を利用しよう

なにか作業を行う場合、集中力は、はじめと終わりの時間に高くなることがわかっています。
これは科学的にも証明されています。

心理学的に初頭努力、終末努力と言われています。

はじまり → 「さあ、やるぞ!!」

おわり → 「もうひとふんばりだ!!」

この効果を読書に活用します。
すると、60分間継続しての読書よりも、15分間の『スキマ時間』の読書のほうが集中できることがわかります。

60分間の読書の場合、

  初頭努力 → 5分

  終末努力 → 5分

  残り → 50分

15分の読書の場合、

  初頭努力 → 5分

  終末努力 → 5分

  残り → 5分

つまり、同じ60分間の読書時間でも、ただ単に60分間読書を行った場合よりも、15分間の読書を4回行うときのほうが、集中している時間が増えることになります。

集中時間

  60分間の場合 ・・・ 10分間

  5分間を4回(60分)の場合 ・・・ 40分間

集中している時間でこれだけの差があれば、記憶の定着にも差が出るのは間違いありません。

15分という『スキマ時間』は、電車の移動時間や待ち時間を利用することができます。
私も、以前はスキマ時間があると、スマホを見てしまっていましたが、本を読むように改善して、少しでも有意義な時間を作っていきたいです。

【読んだら忘れない読書術】読みたいところから読もう!

読んだら忘れない読書術003

読書は、『学び』や『気づき』を得るためのものです。

特に、実用書などは、最初から一字一句を読む必要はありません。

「この本で一番知りたいことは何か?」

これを考えてから読むことが重要です。
そして、本の目次を見て、一番知りたいことが書かれているであろう箇所を先に読むことを本書では推奨しています。

これによって、本を購入したときの『ワクワク』を持ちながら読書することができます。
つまらない前置きなどは読む必要がありません。

必要な箇所を、『ワクワク』した気持ちで読みましょう。

【まとめ】読んだら忘れない読書術

本書、『読んだら忘れない読書術』まとめです。

 ・読書後、1週間以内に3回アウトプット
 ・読書は、『スキマ時間』がおすすめ
 ・読みたいところから読む
 ・読書には『ワクワク』が大切

本書、『読んだら忘れない読書術』では、読書の有用性を解説しています。
また、紹介した以外にも、読んだ本を忘れないための方法が紹介されています。

読書を通して、自己成長したい方や、悩みを克服したい方、本の読み方で迷っている方に非常におすすめの一冊です。

本をよく読むことで自分を成長させていきなさい
本は著者がとても苦労して身に付けたことを、
たやすく手に入れさせてくれるのだ

ソクラテス

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