まだエクセル使ってますか?
私も会社員時代は毎日エクセルを使っていました。(懐かしいぃぃぃ)
まだ、退職してから4ヶ月しか経っていませんが、、、
エクセルをディスってるわけじゃありませんが、eBay輸出を行っていく上でエクセルよりも、Googleスプレッドシートのほうが便利な機能がたくさんありますので、皆さんにシェアしたいと思います。
Googleスプレッドシートとは?
Googleスプレッドシートは、検索エンジン最大手のGoogle(グーグル)が開発した表計算ソフトです。
Google(Gmail)のアカウントへの登録で誰でも簡単に導入することのできるソフトです。
基本的に無料での使用が可能です。
無料かつ高機能が備わっているので、多くの企業でもエクセルからGoogleスプレッドシートへの切り替えをしている企業もたくさんあります。
まだ、使用されていない方はぜひ導入してみて下さい。
Googleスプレッドシートとエクセルの違い
今まで表計算ソフトといえば、エクセルでした。
そのエクセルと Googleスプレッドシートで何が違うのか?
Googleスプレッドシートとエクセルの共通点
双方とも基本的な機能や使い方に大きな差はありません。
見た目もほとんど変わりませんし、表を使った計算方法や関数などの使用方法も同様です。
また、ユーザーインターフェイスのわかりやすさ見やすさも同等のレベルだと思います。
Googleスプレッドシートとエクセルの相違点
基本的な操作などはほど同様な両者ですが、明確な相違点もあります。
エクセルは、アプリケーションになっているので、PCにインストールして使用する必要があります。
一方、Googleスプレッドシートは、WEBアプリケーションですので、PCとインターネットの環境さえあれば、どこでも無料で使うことができます。
処理速度や印刷などは、エクセルのほうが若干スピード感は優位です。
しかし、Googleスプレッドシートは、特に共有に関して非常にアドバンテージがあります。
これは、私達eBay輸出を行っている者にとっては、外注化といった面でも非常に効力を発揮します。
外注さんと同じ資料を閲覧しながら作業をすすめることが可能です。
また、Googleスプレッドシートは、エクセルにないeBay輸出に向いている関数があります。
これを用いることによって作業効率も上がりますし、ミスも減らすことができるので非常におすすめです。
eBay輸出向きのGoogleスプレッドシート機能
では、実際にGoogleスプレッドシートの機能で、eBay輸出にオススメな機能を紹介していきます。
本当に便利な機能が豊富にあるので、とてもおすすめです。
特に、普段macを使用してる方は、エクセル for Mac のもっさり感て嫌じゃないですか???
Googleスプレッドシートは翻訳ができる
このGoogleスプレッドシートは、関数を使用して翻訳ができます。
- 日本語 → 英語
- 英語 → 日本語
- 日本語 → その他原語
- その他原語 → 日本語
実際にスプレッドシートを開いて、日本語から英語への翻訳ができるか試してみましょう。
まず、Googleスプレッドシートを開くと、下の画像ようになると思います。

では、このシートのA列に日本語を入力すると、B列に英語で翻訳されたのもが表示されるようにしていきます。

こんな感じです。
では、B2 にA2の日本語を英語に翻訳する式を入力していきます。
=GOOGLETRANSLATE(A2,”ja”,”en”)
このように入力して下さい。
すると、下の画像のよう #VALUE! というにエラーになってしまいます。

しかし、問題はありません。
これは、翻訳するもとの言葉がないということでエラーになっています。
では、A2に例として単語を入力していきましょう。
まず、、、 「車」 と入力してみます。
B2に 「Car」 と表示されれば成功になりますね。

どうですか?
ちゃんと 「car」 という表示がされていますね!?
成功です!!!
他の言葉はどうでしょう?

何個か試してみました。
いずれもちゃんと翻訳できていますね。
このGoogleスプレッドシートの翻訳機能と、eBay File exchange をうまく組み合わせれば、なかなかおもしろいことができそうですね。
Googleスプレッドシートはデータの抽出ができる
このGoogleスプレッドシートは、インターネットサイトからデータの抽出をすることも可能です。
プログラミングを使用しなくても、このGoogleスプレッドシートを用いればサイトからのデータ抽出が可能です。
例えばですが、無在庫販売時のデータ収集などに使用することが可能です。
うまく使用すれば、無在庫販売の商品在庫の確認に使用することができます。
では、ひとつ例をあげて説明していきます。
今回は、ヨドバシカメラのサイトをお借りしようと思います。
対象商品はこちらです。
こちらの商品の価格の部分を抽出してみたいと思います。
この記事の執筆時点は、5,500円 という価格になっています。
これを抽出していきます。
Google Chrome で先程の商品ページを開いた状態にしておきます。
Google Chrome 右上部に設定がありますので、そちらからメニューを開きます。
そして、その他ツール から デベロッパーツール を選択します。
すると下の画像のように画面が2分割されます。
二分割された画面の向かって右側上部の四角に矢印がある部分をクリックします。
その状態のまま、抽出したいデータの箇所にカーソル持っていきます。
今回は、価格を抽出したいので、価格の部分にカーソルを持っていき、クリックします。
クリックすると、2分割された画面の右側が少し切り替わります。
上の画像のように青く選択された部分で右クリックをします。
メニューの中から、Copy を選び、Copy XPath を選択します。
こちらがコピーされたものです。
//*[@id=”js_scl_unitPrice”]
この謎の文字列は、またあとで使用しますので、メモ帳などにコピーしておいて下さい。
さあ、 Googleスプレッドシートの出番です。
新規で開いていただいて、抽出したい商品のURLをA列に貼り付けます。
そして、次の式をB列に入力します。
入力の際に先程取得しておいた謎の文字列を使用します。
=IMPORTXML(A2,”謎の文字列”)
これをB列に入力します。
実際には、
=IMPORTXML(A2,”//*[@id=’js_scl_unitPrice’]”)
になります。
すると、、、
なんと!!!
見事に価格が抽出されています。
同じサイト(同じお店)内であれば、商品URLを変更するだけで、他の商品の価格も抽出することができます。
https://www.yodobashi.com/product/100000001004185317/
https://www.yodobashi.com/product/100000001003428446/
https://www.yodobashi.com/product/100000001004156807/
この記事の執筆時点では、上の3つの商品の価格は問題なく、間違えなく抽出することができました。
Googleスプレッドシートのこの機能を使うことによって、外注化や無在庫販売時のデータ入力、在庫の確認などが非常に効率良くできるようになります。
しかし、注意点として、データの数が多くなると動作が遅くなることがあります。
その点を踏まえても、非常におすすめできる機能です。
やはり、こちらも eBay File exchange とうまく連携ができれば、非常に強力なツールになりますね。
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